遂に「人間が耐えられる限界の治療法」を行なわなければ(入院39~42日目)
容態報告/入院39日目
酸素流量 6L→4L→3L
SpO2=平均93%
食欲〇 睡眠〇 元気△
病室へ行くと酸素流量6Lに上がっている。看護士に聞くと夜中から状態が悪く流量を増減させながら様子を見て90%になったのが酸素マスクで6Lだそうです。
つい先日は自力で歩いてWCまで行きこともありましたが、この頃になると私がいない時は看護師さんに手伝ってもらうのも気が引けるのでポータブルトイレを使用し私がいる時は車イスに乗せて連れて行っていました
本日2回目のエンドキサンパルスを行い前回同様に副作用で体がダルくなり終わった後、妻の機嫌が悪くなる
容態報告/入院40日目
酸素流量 6L→8L→9L→7L→6L→4L→5L→4L→3L
SpO2=平均ー%
食欲△ 睡眠〇 元気△
今日もまたいきなり酸素マスクを使用して6Lなっている。
しかし雰囲気がいつもと違いSpO2が全く上昇しないようです。数人の看護士が取り囲み、「おかしい!何故上がらないの?」と慌てた様子でパルスオキシメーターを付けている指を、血行が悪いかもしれないという理由で人差し指・中指・薬指・右手から左手といった感じで付け替えたり、「パルスオキシメーターの故障かもしれないので新しいの持ってきて」とか、ある人は脈を計ったり、またある人は血圧や体温を計り、その他の人は医師を呼びに行ったり、妻に大きく深呼吸をさせようと一生懸命だったり。ベットの周りを360度看護士が取り囲んでいました。
暫くすると主治医が来られて8Lまで増加させるも改善しなので看護士さんに大至急持ってくるように指示をして酸素マスクからリザーバーマスクに変更し9Lまで増加しました。するとようやくSpO2が92%まで上がり一先ずこれで様子を見ることに。その後時間とともに回復し夜になる頃には3LでSpO2=93%まで回復したためマスクからカニューラに戻しました。
今日の状況を看護師さんに尋ねたところ初めは昨日からの継続で3LだったそうだがSpO2の急激な低下が見られたため流量を上げるも(3L時で86%、6Lにしてもほとんど変わらずの87%)一向に改善されず医師を呼んで・・・って感じだそうです。
リザーバーマスクを付けて横たわらずにベットにもたれかかっているのは大きく深呼吸をずっとしているように言われたからです。(しかし妻の肺は既に硬くなりつつあり深呼吸していても、酸素をほとんど肺に取り込むことが出来ずあまり意味がありませんでした。)(と言うよりも本人は深呼吸のつもりですが私が見た限り全く深呼吸になっておらず、まるで水槽の金魚が酸素を求めて水面で口をパクパクしているような感じでした)
■リザーバーマスクとは■
酸素を貯留させておくリザーバーバッグがついてる酸素マスク
高濃度の酸素吸入が可能。
容態報告/入院41日目
酸素流量 3L→4L→3L
SpO2=平均91%
食欲〇 睡眠〇 元気〇
トイレ使用などの労作時には、SpO2はかなり落ちるが安静時は比較的穏やかに過ごすことができた。
車イスに乗ってレントゲンを撮りに行ったが立ち上がって撮影機の前に立つだけでも、かなり息苦しくなる。
容態報告/入院42日目
酸素流量 5L→6L→7L→6L→4L→3L
SpO2=平均ー%
食欲〇 睡眠〇 元気△
今日もリザーバマスクを使用して最高流量7L
主治医から妻を抜いて私だけと面談を行ないたいと看護士より連絡が入る。(間違いなく良い話では無いことは容易に想像でき吐き気を覚えるくらいの緊張と不安で)部屋へ入ると主と副の医師2名が待ち構えており
入院からこれまで行なった治療(ステロイドパルス・エンドキサン・PMX)を改めて説明した後、前回と今回のCT画像を並べて
「数日前の検査結果では少し良くなっているみたいと説明しましたが今日の検査では悪くなっています。
「病状は時間を追うごとに目まぐるしく変化します」
「このままでは病気を止めるどころか、だんだんスピードアップして呼吸の状態がさらに悪くなっていきます」
「入院時に説明しましたが4人に3人は助けることができません」
「今の段階ではまだ可能性が0になったわけではありませんので諦めなくても良いですが楽観視できる状態ではありません」
「先ほどまで緊急で膠原病科の医師が全員集まりカンファレンスを開いた結果、今このタイミングしかない!との結論を下し、緊急で非常に強力な治療を連続で行います。そのうち2つは以前行なったステロイドパルスとエンドキサン、そして新しいものを2種類予定しています」
「ただし、これらの治療は強力に免疫力を低下させますので感染症が懸念されます。もし感染症にかかってしまいますと肺炎の治療を行うことが出来ない為どんどん進行し手遅れになりかねません。全国の過去の例を見てもこれだけ強力な治療はごく少数しか行っていませんが、その大半の方が体力が持たなかったり感染症により治療を断念しています。率直に申し上げて進む道は1つしか残されていません。もうそこまで追い込まれています」
「どの治療も体に大きな負担を与えるものですが特に今回は連続で行ないますので体力が持つかが心配です。危険と感じた場合は中止せざるを得ません」
「はっきり言って人間が耐えられる限界の治療法です」
「この治療法の後はもう打つ手は残っていません」
「まずは先日エンドキサンパルスの2回目を行ないましたので明日から他の治療を連続して行います」
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この1週間ほどで急激な容態変化。もうこの頃の私は毎日、今日は大丈夫かな?きっと大丈夫!絶対大丈夫!と自分に言い聞かせながら病室へ向かっていましたが足を踏み入れることがとても恐ろしく感じていました。
入院時にかなり深刻な話を聞き、私なりに覚悟をして治療に励んでいたがどこか心の隅で「必ずいつか病気が止まる」ことを信じていたが遂に最終手段を行うことに!
いつまで続く?皮膚筋炎(入院29~33日目)
容態報告/入院29日目
酸素流量 3L
SpO2=平均92%
食欲× 睡眠× 元気×
頚部に針が刺したままなので横向きにならないように気を使ったり、少し動くだけでも痛くてあまり眠れず結局ほとんど起きていたそうだ。
昨日は初回のため首に針を刺したり、いろいろな検査や準備で時間がかかったが今日は午前中から昼過ぎにかけて約3時間で血液浄化療法2回目終了
でしたが今日は日曜日で主治医がいないため針を抜かず明日になるみたいです。
妻は痛くて眠れない夜をまた迎えることに半泣き状態でした。
容態報告/入院30日目
酸素流量 3L
SpO2=平均92%
食欲× 睡眠× 元気×
2日続けてほとんど眠れなかったせいで体力低下があるのか分からないが、食欲が無く一口、二口で箸を置いてしまい水分もほとんど採ろうとしない。看護士さんの前ではいつもはがんばって元気のあるふりをしていたが今日はその様子さえ見られずぐったりして横たわっている。
呼吸の状態は横になっていても少し息苦しい
病室で主治医が頚部の針を抜いてくださいました。
(このままでは弱っていく一方だからと)がんばってWCまで歩いていったが15m程の間、苦しくなり立ち止まって数分休憩し息を整えなければなければならない(往復で4度も)
主治医にPMXの治療効果(血液検査)を聞いたところ、効果があれば血液が綺麗になっているのだから即検査に現れるのだが今回は残念ながら特に効果があったとは言えない、たまに効き目が遅い人もいるのでがんばりましょうと言われる。(そんな気休めを言われても今綺麗になっていなのに時間が経って綺麗になることなど考えられないのは素人の私でも分かる)
容態報告/入院31日目
酸素流量 3L
SpO2=平均93%
食欲△ 睡眠△ 元気△
今日もぐったりした状態が続きイライラして落ち着きが無い
見かねた医師がこのままでは脱水症状を引き起こす可能性があるため栄養補給と水分の点滴を行なうことに
1日に数回行い、夜になるとやっと少し楽になった様子
今日のレントゲン結果、少し良い方向に向かっているみたいと入院して以来初めて朗報が入る
容態報告/入院32日目
酸素流量 2L
SpO2=平均93%
食欲〇 睡眠◎ 元気〇
点滴と昨日の良い報告で気分も体調も徐々に好調に。
酸素流量を2Lに下げ看護士さんと世間話が出来るまで回復
食欲も8割ほど食べられるくらいに
エンドキサンの副作用で髪の毛がかなり抜け始める。ブラシで梳いて集めると長髪なこともあり山のようになって気持ち悪い(お風呂の排水溝なら完全に詰まって水が流れないのが想像できる)
容態報告/入院33日目
酸素流量 2L
SpO2=平均94%
食欲〇 睡眠◎ 元気〇
呼吸の状態は前日より良い感じで、WCまで歩いても休憩せず往復できた。もしかしたらこのまま病気が治まって退院できるかな?と思っていたのも束の間ふと気づくと皮膚筋炎が!
色はあまり無いが触ると硬く大きく腫れている
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PMX前は息苦しさが続いていたが、その後の点滴と合わせて呼吸の状態も徐々にではあるが楽になり酸素流量を減らせるまでに。
見せてもらっていないがレントゲンの肺の繊維化がやや薄れてきたようで「良好の兆し」と報告が入る。(病気が弱まれば即座に肺に反映されるようです)
しかし、これくらいでは悪魔を退治することは出来ずまたしても皮膚筋炎
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回復の兆しから一転、いったいどうして!
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緊急でP M X (エンドトキシン吸着療法)(入院25~28日目)
容態報告/入院25日目
酸素流量 3L
SpO2=平均91%
食欲× 睡眠× 元気×
私が病院へ行くと「夜中、息苦しくて眠れなかった」「息ができなくて死ぬかと思った」と言うため、この状況では昨日のように病院側へ隠しておくこともできず看護師さんを呼んで主治医に確認後、酸素流量を3Lにアップしてもらう
夕食後暫くすると、3Lでも「息がしにくい」ため医師を呼んでもらうがSpO2の数値に異常が認められないため、看護師さんに厳重に監視(特に深夜は20~30分間隔で巡回)する指示を出し何も対処せずこのまま様子を見ることになる
昨日までとは打って変わり今日一日、食事にはほとんど手をつけず
容態報告/入院26日目
酸素流量 3L
SpO2=平均92%
食欲△睡眠〇元気△
今日もレントゲンを撮り(この頃は結構頻繁に)、前回とあまり変わっていない 。(変わっていないのは止まったかもしれないので私としては喜ばしいのだが、医師としては肺の繊維化が良化方向に向かわないと安心できないようだ)
夜中は苦しくならず眠れたようだが、日中はずっと息苦しい状態が続き元気が無く昨日同様食事も進まず
容態報告/入院27日目
酸素流量 3L
SpO2=平均91%
食欲△睡眠〇元気△
食欲・元気の無さは、ほぼ昨日と横ばい状態
ベット横に置いてあるので健康な人なら全く問題ないはずだが、ポータブルトイレへの移動(と言ってもベットから降りるだけ)でも呼吸がみだれ(3L)SpO2=86くらいになり苦しそう。
昨日までは実際にWCまで自力で行くのとポータブルトイレを併用していたが今日はこんな状態なので1日中ポータブルトイレのみで過ごす
容態報告/入院28日目
酸素流量 3L
SpO2=平均93%
食欲×睡眠×元気×
気難しい表情で主治医が訪れ今日のCTの結果、画像は前回とあまり変わっていないが血液検査(MDA5とKL-6)が非常に悪くなっている(特にMDA5は入院時からずっと測定不能のどうしようもない状態であったが1週間前の検査では、なんとかギリギリではあるが数値(145)が検出されるくらいまで下がってきていたのに今回またメーターを振り切り測定不能)いつ暴走が始まってもおかしくない状態
この病気は一旦悪いほうに進みだすとスピードが急に早まり危険な状態になるので、緊急でPMX(エンドトキシン吸着療法)を行なうことに。
PMXとは簡単に言うと透析のような仕組みで、一旦体内の血液を取り出し病気の元となっている悪い成分を取り除いた後、再度血液を体内に戻す方法。そのためこの療法は腎臓内科の専門医師しか行なうことができず緊急にもかかわらず引き受けてくださいました。
短時間に大量の脱返血を行なうため血管の太い首に針を刺す必要があり万が一の事故を想定し、手術の時の様に事前に説明及び100%安全ではない話などがあり同意書を書きました
腎臓内科医師の説明(録音記録より抜粋)
本来は他の病気の治療法だが、間質性肺炎に有効との報告があるので今日と明日の2回(2回で1セット)行なう
頚部に中心静脈カテーテルの挿入を行なうので副作用として動脈、神経を傷つける可能性。また針が肺の近くまで達するので刺さってしまい、肺気胸や出血を起こす可能性がある。しかしいずれのデメリットも現在の病状を放置することに比べればメリットの方が高い
この治療は効果が無くても1セットしか行うことができない。理由として国内で過去に数回行なった例がいくつかあるが、良い結果が出たことは一度も無いからだそうです
効果が有り早い人は施術後、翌日から劇的に改善する人もいる
大掛かりな手術でも受けるかのようにICU(集中治療室)にベットごと運ばれていき2~3時間の予定が結局病室に戻ってきたのは4時間後。
局部麻酔を行い、意識のある妻に何故か分からないが施術中ずっと女性の医師が手を握り世間話など話しかけていたそうです
明日も行なうため頚部にはカテーテルが刺さったままなので、左右に動かすだけでもかなり痛い。そのためか会話する元気も、食欲も全く無くぐったりしている
■PMX(エンドトキシン吸着療法)とは■
特別に施行する血液浄化療法の際は肘の静脈から脱血し、他の静脈に返血しますが、十分な血流が得られない場合にはダブルルーメンカテーテルを頚部や鼡径部(足のつけね)に挿入して施行します
■ICU(集中治療室)とは■
病院で重症患者を効果的に常時管理する設備。
単に患者の状態を監視するだけでなく,高度の集中的な治療を積極的に行うことが目的で,人工呼吸器,酸素テント,ネブライザー,血圧計などの救急設備をもち,十分訓練を受けた医師と看護婦が配置される
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PMXは効果が有る人と無い人がいる。元々病気の原因・しくみすら分かっていないので何故効果に差があるのかは究明のしようが無い。(と言うわけで、そもそも別の病気の治療法であるため患者からすれば吉と出るか凶と出るかは運次第)まさに神頼みしかなく、もちろん2日続けて早朝よりお百度参りを行ないました。
今回のPMXは週末に行ないました。その理由として土日は医師の数が減る(平日であれば膠原病担当の医師は十数名在籍)ため体調に異変が起きたとき対応が遅れる可能性があるためだそうです
ステロイドの副作用で、本来であればかなりの食欲のはずだが最近の食欲の無さからもかなりの体調の悪化が伺える。
酸素流量は少なめが続いているが、あきらかに苦しそうなのが分かる。
最近レントゲンばかりなので、どうせ撮るならCTのほうにして欲しいと思い何故詳細な結果の出るCTじゃなくてレントゲンなの?質問すると、頻繁に状況確認したいのでCTよりもX線の被爆量が圧倒的にレントゲンの方が少なく安全だからだそうです。
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PMX終了後「良い方向に向かっているかもしれない」と医師からの報告があり少し安堵したところ・・・
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病室騒然!SpO2急降下!!これでサヨナラなの?(入院34~38日目)
容態報告/入院34日目
酸素流量 2L
SpO2=平均95%
食欲◎ 睡眠◎ 元気◎
前日皮膚筋炎が出て心配だが呼吸はすごく調子が良い
ずっと酸素を付けていると鼻の中が乾燥するので看護師さんに申し出ると医師と相談し酸素吸入器に加湿器を取り付けることに。
■なぜ加湿するの?■
しかし、酸素ボンベあるいは中央配管から供給される酸素には、まったく湿度はありません。そのために、なんらかの形で湿度を与えないと、気道粘膜が乾燥してしまいます。乾燥することで、粘膜を刺激して充血したり、繊毛運動の低下が起きたり、分泌物が粘稠性となり気道内に停滞しやすくなります。
その結果として、無気肺、気管支炎、肺炎などを併発することになります
注意点
日常よく使われている加湿器に酸素ボンベあるいは中央配管から供給される酸素を通すと、湿度は30~50%にまで加湿するといわれています。逆に、加湿が過剰になると、肺に水が貯留し、肺水腫を起こすことがありますので、注意が必要です
容態報告/入院35日目
酸素流量 2L → 1L
SpO2=平均93%
食欲◎ 睡眠◎ 元気◎
調子が良いので酸素流量を1Lに下げる(やっとここまで良くなり、もうすぐ退院できるかな?と妻と二人で喜ぶ。)
今日は一度もポータブルを使わず全て歩いてWCへ行くほど足取りが軽やか
容態報告/入院36日目
酸素流量 1L→3L→5L→6L→7L→6L→5L→4L→8L→6L→5L→4L→3L
SpO2=平均ー%
食欲△ 睡眠〇 元気×
病室へ行くと酸素流量が昨日帰り際は1Lだったが今日は3Lに上げてある。妻に聞くと特に苦しいわけではないがSpO2が下がったようだ。
暫くすると3Lでも(ベットに寝ているだけで)SpO2=85%まで下がるため看護士が駆けつけ最低でも90%をキープしようと4・5Lと上げていくがほとんど変化がなく90%に届かない。
そうこうしているうち気づくと看護士が5人ほど集まってきていて病室が騒然とし、横で見ていた私は心臓バクバク、汗ダラダラ、目の前真っ暗で、「もしかしてこのままサヨナラなの?」「子供に大至急病院へ来るように電話しようか」とか私の頭の中は駆け巡っていました。
暫くすると医師がやってきてカニューラから酸素マスクに換えるように看護士に指示。それで様子を見るが変化が無いので6L・7Lと上げてやっとSpO2=92%ほどに上昇したので看護士1名が残って暫く見守ることに。
引き上げようとする医師の後を追い「どうしてこうなったのか?」と聞くと、レントゲン・CT等ではここまで悪くなるような状況ではなく結局のところ医師にも分からず、最終的な返答は「この病気のことはまだあまり分かっておらず、いつどうなるか非常に予想しにくく難しい」でした。
話は戻り7Lで95%に上がったため6Lに下げ数分様子を見て5Lに、また様子を見てといった感じで4LでSpO2=94%まで上がった。一旦これで暫く様子を見ることになり看護士も安心し病室から離れ、私も今はまだ4Lもあるが一時の7Lのことを思えば心配ではあるが少しホッとしていました。
しかし、この悪魔はこれだけでは許してくれず15分ほどすると再度SpO2急降下、一瞬にして4L=84%。ナースステーションで警報が鳴り響いたようで看護士2名が駆けつけて、まずは6Lに上げるが88%しか上がらず、思い切って8Lまで上げるとやっと92%に。そして暫くするとSpO2が上がってきたので時間をかけて慎重に1Lづつ下げていき最終的には数時間かけた後3Lで94%に落ち着いた。
容態報告/入院37日目
酸素流量 3L
SpO2=平均92%
食欲◎ 睡眠◎ 元気◎
夜中に異変が起きて自宅に緊急の電話がかかってこないか心配だったが取り越し苦労だったようで酸素流量は3Lだが昨日とは打って変わって元気が戻り、とにかく食欲旺盛で病院の食事では満足できずコンビニでパンを買い完食
結局一日中3Lで過ごした
容態報告/入院38日目
酸素流量 3L
SpO2=平均92%
食欲◎ 睡眠◎ 元気◎
■心電図とは■
心電図検査を受けたことがありますか。ベッドに寝て電極を手足と胸の数か所につけて、器械が波形を出力するものです。
心臓は微量の電気を周期的に発生していて、その電気が心臓の筋肉(心筋)を伝わることによって、収縮・拡張し、その力で全身に血液を送っています。
心電図検査は、その電気の状態をチェックして、心臓が規則正しく動いているか、心筋に傷害がないかどうか、などを検査します
■MRIとCTの違い■
MRI検査
磁気を利用して、体内の水素原子の量と、水素原子の存在の仕方を検査する方法です。放射線の被ばくがないため、繰り返す検査や子供・妊婦の検査に適しています。
病変部と正常組織のコントラストも良好で、横断像だけでなく、冠状断像や縦断像など、どんな断面像でも得ることができるのも利点です。
しかし、検査の範囲が狭い、検査に時間がかかる (30分から1時間) 、骨の変化がわかりにくい、という欠点があります。ペースメーカーを埋め込まれている患者さんには施行できず、また狭い場所に入るので、閉所恐怖症の患者さんにも不向きです。
CT検査
X線を体の回りにぐるっと当てて得られた情報をコンピューターで計算し、格子の目のような2次元画像を作る方法です。最近は検査の台を動かしながら複数の検出器を用いて撮影できる装置(MDCT)ができて、検査時間が大幅に短縮しました。
頸部から骨盤までおおむね25秒ほどで検査が終了します。この為、広い範囲の検査にはCTが適しています。またMRIでは骨や肺の描出が難しいので、骨や肺の状態を観察したい場合にはCTが適しています。
しかしCT検査では放射線被ばくがあることが欠点です。また病変と正常組織の濃度の差 (コントラスト) ではMRIに劣ります。
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原因不明のSpO2急降下で最大84%まで下がったが、思ったほど妻は苦しそうではありませんでした。その理由としては、今回は安静時で84%でしたが、もう既にポータブルトイレ使用時に同じような数値を体験しているので「少し苦しい」くらいだったそうです。
この病気はしょうがないのかもしれないが、急な異変が起きても何か特別な措置があるわけでもなく看護士は酸素量を上げて様子を見るだけ。(見ているのがやるせなく辛い)
超強力な治療4連発を行なうことに・・・
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苦しくて息ができない(入院22~24日目)
容態報告/入院22日目
酸素流量 1L→2L
SpO2=平均91%
食欲◎睡眠◎元気△
安静時のSpO2が低下したため2Lに上げる。
いつものようにベットをやや寝かせた状態で私との会話中、初め数分は問題無かったが、次第に言葉が続かなくなり、途切れ途切れのあきらかに息切れが感じられる 。しかしSpO2の値は差ほど低くない。妻に体調を確認するが全く苦しくないと平静を繕う
その後昼寝中、痰がつまって呼吸困難になりとび起きる。出した痰は透明の、まるでボンドが糸を張ったようなものすごく、かたく粘り気のある感じ。痰を出した後は正常に戻る
15m程のWCまで歩くことが辛くなったため常にではないが体調にあわせ使い分けできるように本人の希望でベット横にポータブルトイレを設置してもらう
容態報告/入院23日目
酸素流量 2L
SpO2=平均91%
食欲◎睡眠◎元気△
呼吸状態は昨日と変わらず、良い状態にはほど遠い
レントゲン結果、CT等と違いおおまかな画像なので参考程度ですがと前置きがあった後、「前回と比べて特に進行している様子は無い」
昨日詰まって苦しくなったことから本日より痰が出やすくなる薬(アンブラキソール)の服用開始と、痰を採取して検査することになる
■痰とは■
痰の色でわかる病気
無色透明or白色or黄色
急性気管支炎、 急性肺炎、、 COPD(慢性閉そく性肺疾患)、 気管支ぜんそく、 肺がん
緑色
慢性気管支炎、 気管支拡張症、 びまん性汎細(はんさい)気管支炎、 副鼻腔炎
赤色or黒色or桃色
肺がん、 気管支拡張症、 肺結核、 肺梗塞、 肺真菌症、肺水腫
■アンブラキソールとは■
肺粘液の生産を高め、痰と気道粘膜との粘着性を低下させ、線毛運動を亢進させることにより、痰を出しやすくします。 通常、急性気管支炎、慢性気管支炎、気管支喘息、気管支拡張症などの去痰および慢性副鼻腔炎の排膿に用いられます。
容態報告/入院24日目
酸素流量 2L
SpO2=平均91%
食欲◎睡眠◎元気×
ベットで横になっていた妻が急に「息苦しい」「息が出来ない」と訴えかけるので病室よりは空気循環のよさそうなエレベーターホールへ急いで車イスで連れて行く
この時何故、看護士を呼ばなかったのか不思議に思われると思います。
その理由は、①即窒息する状況には見えなかったため ②肺が悪化しているのではないかと懸念を抱くこの状況を私自身が、病院側に知られたくなかった。
同じような経験をされた方でしたら、もしかして納得していただけるかもしれません。とにかく病院側に気づかれて酸素流量の上昇とか、新たな強い治療とかを行ないこの先に打つ手を減らしたくない。無くなるのが恐ろしい。そんな理由でこっそりとエレベーターホールへ連れて行きました。そして15分ほどすると苦しさが納まりました。その後病室でも苦しくなることはありませんでした。
今の妻の状態では、このまま退院できない可能性の方が高いがとりあえず元気づけの意味を込めてだと思うが「退院したら自分でインスリン(ノボラピッド)打たないといけないので明日から練習しましょうね」と勧められ自分自身ですることになる
このページのまとめ
もうこの頃はリハビリで院内フロアを一周したり、ましてや散歩したりコンビニへ買い物へ出かけることさえできなくなってきている
酸素流量は少なめが続いて良い状態を思わせるが、その反面数値には表れないあきらかに苦しそうなのが分かる。
医師は検査データーを照合するかぎり、特に悪くなっているとは思えない。と言っているが・・・・・?
何故詳細な結果の出るCTじゃなくてレントゲンなの?と疑問に持ったので質問すると、頻繁に状況確認したいのでX線の被爆量が圧倒的にレントゲンの方が少なく安全だそうです。
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エンドキサンパルス療法(入院16~21日目)
容態報告/入院16日目
酸素流量 1L
SpO2=平均92%
食欲◎睡眠◎元気◎
容態報告/入院17日目
酸素流量 1L
SpO2=平均92%
食欲◎睡眠◎元気◎
酸素流量、体調すべて好調。
指の第一関節、新たに皮膚筋炎発症
触った感じはちょうど関節のところを虫に刺された様なぷっくらと腫れ上がるのではなく、硬い感じに腫れ上がっている
痛み・かゆみ無し
容態報告/入院18日目
酸素流量 1L
SpO2=平均93%
食欲◎睡眠◎元気◎
容態報告/入院19日目
酸素流量 1L
SpO2=平均91%
食欲◎睡眠◎元気◎
体調に変化は無いが、今日はSpO2の値が、やや低いことが気になる
CT検査の結果、肺の画像は入院当初とあまり変化無し(医師によれば変化が無いのは病気が止まったかもしれないので、とりあえずは安心だそうだ)
しかし止まっていない場合、再度進行すると後手に回ってしまい手の打ち様がなくなるので、明日からエンドキサンパルス療法を行なうことに決まる
容態報告/入院20日目
酸素流量 1L
SpO2=平均93%
食欲◎睡眠◎元気◎
エンドキサンパルスを8時間行なった後、本人の機嫌が悪くなり、ぐったりする
同時に利尿効果のある点滴も投与。エンドキサンは腎臓に悪い影響があるようで、水をたくさん飲んで尿として排出する必要があるみたいです
副作用で下痢の症状が出る
■エンドキサンパルス療法、効能・効果■
下記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解
多発性骨髄腫,悪性リンパ腫,肺癌,乳癌,急性白血病,真性多血症,子宮頸癌,子宮体癌,卵巣癌,神経腫瘍(神経芽腫,網膜芽腫),骨腫瘍
治療抵抗性の下記リウマチ性疾患
全身性エリテマトーデス,全身性血管炎(顕微鏡的多発血管炎,ヴェゲナ肉芽腫症,結節性多発動脈炎,Churg-Strauss症候群,大動脈炎症候群等),多発性筋炎/皮膚筋炎,強皮症,混合性結合組織病,及び血管炎を伴う難治性リウマチ性疾患
俗に言う抗がん剤の一種です
■エンドキサンパルス療法、副作用■
汎血球減少,貧血,白血球減少,血小板減少,出血
出血性膀胱炎,排尿障害
間質性肺炎,肺線維症
低ナトリウム血症,低浸透圧血症,尿中ナトリウム排泄量の増加,高張尿,痙攣,意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)
心筋障害,心不全,心タンポナーデ,心膜炎,心嚢液貯留
肝機能障害,黄疸
急性腎不全等の重篤な腎障害
容態報告/入院21日目
酸素流量 1L
SpO2=平均92%
食欲〇睡眠〇元気〇
幸いなことに下痢以外にエンドキサンの副作用は出ませんでした
昨日のぐったりとした疲労感は睡眠により改善されたようです。
WCまでの約15mを会話しながら歩いていると、私の気のせいか酸素ボンベを使っているにもかかわらず、息切れが感じられる
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発症からここまでご覧頂いた方は1つの疑問を持たれているのではないでしょうか。その疑問とは私が間質性肺炎の基準となる KL-6(シアル化糖鎖抗原KL-6)に触れないことです。
その理由は入院中医師に KL-6について尋ねたところ、通常の間質性肺炎の場合は非常に重要な項目だが、しかし急速進行性間質性肺炎MDA5は急激に悪化するため KL-6は判断基準にすることができず、CT・MRI・レントゲンなどの画像と酸素流量を元に判断するみたいです。この先の病気の進行状況ではなく今現在の状況に合わせて治療を考えるそうです。
とりあえずこの頃のKL-6はこんな感じです。それほど高くありません。
日頃、弱音を吐いたりせず気丈に振舞う妻だが、さすがに機嫌が悪くなるのを抑えられない。エンドキサンは、かなり体に負担がかかっているのだろう 酸素流量に変化は無く一見良好なように見えるが、私が接する限りあきらかに息苦しさが見られ悪化しているように感じ取られる
入院からここまでの
<服用していた薬(1日分)>
プレドニゾロン錠5mg・・・12錠
ダイフェン配合錠・・・0.5錠
プログラフカプセル1mg・・・4錠
ジャヌビア錠50mg・・・1錠
ランソプラゾールOD錠15mg・・・1錠
メトグルコ錠250mg・・・4錠
■プレドニゾロン■
合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)で、炎症やアレルギー症状を改善したり、免疫を抑制したりするなどさまざまな働きがあります。 通常、炎症性疾患、アレルギー疾患、免疫疾患など多くの病気に用いられます。ただし、病気の原因そのものを治す薬ではありません。
副作用
倦怠感、発熱、腰や背中の痛み、関節の痛み、筋肉のこわばり[骨粗鬆症、大腿骨および上腕骨などの骨頭無菌性壊死etcetc
■ダイフェン配合錠 ■
微生物の葉酸生合成と葉酸の活性化を阻害し抗菌作用を示します
通常、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、複雑性膀胱炎、腎盂腎炎、感染性腸炎、腸チフス、パラチフスの治療に使用されます
副作用
発疹、光線過敏症、頭痛、めまい・ふらふら感、しびれ感、震え、脱力・倦怠感、うとうと状態、吐き気・嘔吐、下痢、口内炎、血便etc
■プログラフ ■
免疫に関与するT細胞に作用し、炎症を抑え、重症筋無力症の筋力低下の症状や、関節リウマチの関節の腫れ・痛み・こわばり、ループス腎炎の尿蛋白などの腎症状、難治性の潰瘍性大腸炎や多発性筋炎・皮膚筋炎に合併する間質性肺炎の各種症状を改善します。
通常、重症筋無力症、関節リウマチ、ループス腎炎、潰瘍性大腸炎、多発性筋炎・皮膚筋炎に合併する間質性肺炎の治療に用いられます
副作用
発疹、光線過敏症、頭痛、めまい・ふらふら感、しびれ感、震え、脱力・倦怠感、うとうと状態、吐き気・嘔吐、下痢、口内炎、血便etc
■ジャヌビア錠50mg ■
血糖を一定に保つ働きをし血糖コントロールを改善します。 通常、2型糖尿病の治療に用いられます
通常、重症筋無力症、関節リウマチ、ループス腎炎、潰瘍性大腸炎、多発性筋炎・皮膚筋炎に合併する間質性肺炎の治療に用いられます
副作用
呼吸困難、蕁麻疹、目や口唇周囲の腫れ[アナフィラキシー反応] 発熱、紅斑、眼の充血etc
■メトグルコとは■
副作用
下痢、吐き気、発疹、かゆみ、食欲不振、腹痛など
<注射・点滴>
テリボン → 骨粗しょう症
ノボラピッド → 糖尿病
ヒューマリンR注 → 糖尿病
ラクテック注 → 必要な水分、ミネラルを補給
ウロミテキサン注 → エンドキサンによる膀胱障害を抑える
大塚生食注 → 水分補給
光糖液 → 水分補給
エンドキサン → 抗がん剤
元々、錠剤を飲むのが苦手な妻でしたので大変苦労しました
見かねた看護師さんがアイソトニックゼリーを毎食時のデザートを変更してつけて下さいました
初めはよかったのですが薄味のせいで、プレドニンがとにかく苦いらしくやっぱり嫌がります。
そこで考えたのがヨーグルトと一緒に飲み込む方法です。これですと甘みで苦さを誤魔化せますし、腸にももってこいです
栄養士さんにたのんで毎食ヨーグルトを付けてもらいました
妻と同じ悩みの方は一度お試しいただいてはいかがでしょうか
皮膚筋炎でおばけのような顔に(入院9~15日目)
容態報告/入院9~10日目
酸素流量 2L
SpO2=平均91%
食欲◎睡眠◎元気△
安静時はそれほどでもないが1Fにあるコンビニなどの往復にはSpO2の低下が著しいため今日で2日連続、酸素流量2Lから下げることが出来ない。
病院のパルスオキシメーターはベット上にいなくてWC,散歩などに出かけても指先に付けたパルスオキシメーターより電波が発信されてナースセンターで監視することが出来ます。さらにあらかじめ設定した数値を下回るとナースセンター内の機器に警告音が鳴り異常を察知した看護師さんがかけつけてくださいます。(パルスオキシメーターには心拍計も付いています)
通常のSpO2の設定は労作時で95%が望ましいそうだが妻の場合は95%を保つためには結構な流量が必要になるので最低限、心臓(酸素が欠乏すると脳が酸素を補おうとして心拍数がかなり上がります)に負担をかけないSpO2=90%(呼吸不全と同様の数値)で警告するように設定してありました。しかし労作時には90%をきることが多く頻繁に看護師さんが様子を見に来てくださいました。
安静時70前後の心拍数がゆるやかな動きでも90%を切ると、その後落ち着きを取り戻しても30分くらいは100オーバーに上がっていました
それにしても90%を切るならもう少し上げたら?と思われるかもしれませんが、この先病状が悪化し確実に酸素を上げざるおえない時期が来ることが分かっていたためギリギリのラインで我慢していました
6分間歩行テストを行なう
ステロイドによる筋肉の減退、そして以前のように歩き回ることが出来ないなどによる体力低下と低酸素により息切れがするため歩くスピードは、かなりゆっくりで途中立ち止まって休憩したりしたが最後まで行なうことができた。
■呼吸不全とは■
■SpO2(酸素飽和度)はどうやって計るの?■
パルスオキシメーターというクリップ状の小さな機器を指の先端に固定して測定します
個人で購入される場合はスポーツ用など安価なものがありますが生命にかかわる機器ですので医療機器の承認を受けた正確性の高い商品をお勧めします。
■6分間歩行テストとは■
テストを行なう目的
6分間平地を歩くことで、肺や心臓の病気が日常生活の労作にどの程度障害を及ぼしているのか調べるための検査です
テストで何がわかるの?
病気によりどの程度運動能力が障害されているのか調べますその結果以下の内容を知ることができます
病気により日常生活において運動能力がどの程度障害されているか
どの程度の運動が適当であるか
間質性肺炎や肺気腫などの呼吸器疾患の重症度がわかる
酸素吸入が必要かどうか、酸素濃度が適当であるかどうかがわかる
リハビリテーション、薬、手術による治療の効果がわかる
特発性間質性肺炎という難病の方については、医療費の補助を受けられるかどうかを評価するための検査として指定されています
どうやって行なうの?
30メートルの直線距離を往復し6分間に歩ける距離と酸素飽和度の変化、終了後の回復時間を調べます
酸素流量 2L→3L→2L
SpO2=平均ー%
食欲〇睡眠〇元気△
病室へ行くと酸素が3Lに上げてあるため看護士さんに伺うと、夜中(眠っている時)酸素流量2Lでは最低限(90%)の酸素量を保つのが難しかったそうです。
数時間後安静時3Lで95%まで上がったので2Lに下げるが安静時でも92%しか出なくなってきている。
急変して緊急事態になることは無いだろうと医師の判断で、とりあえず今日は2Lで様子を見ることになる
食欲や元気は普通といった感じで酸素だけ問題あり
酸素流量 2L
SpO2=平均91%
食欲◎睡眠〇元気〇
■骨粗しょう症とは■
骨粗しょう症とは、骨に含まれるカルシウムなどが減り骨がもろくなる病気です
症状は背中や腰が痛む、背中や腰が曲がってくる、身長が縮んでくるなどがあります
初期の頃には目立った症状がないので気づかずに骨折したりもします
重症になると、咳やくしゃみの衝撃でも背骨を圧迫骨折することがあります。また、背中や腰の痛み、太ももの付け根の骨折などにより、寝たきりになることもあります
背中や腰が曲がると、内臓を圧迫するので息苦しくなったり、胸焼けがすることもあります
■テリボンとは■
骨折の危険性の高い骨そしょう症
用法及び用量
本剤の投与は24ヵ月間までとすること
酸素流量 2L→1L
SpO2=平均93%
食欲◎睡眠◎元気〇
今日は何故か絶好調!
最近は歩いてフロアを1周することも煩わしくなりつつあり、今日のリハビリは一旦断ったが、リハビリの先生の提案でベット上で手足を動かす10分程度の軽い運動を行なった。運動中も呼吸の調子が良く酸素流量2Lで94%あったので1L に下げる。
酸素流量 1L
SpO2=平均92%
食欲◎睡眠◎元気〇
昨日同様、呼吸の調子は良好だが・・・!!
初めのうち今日は赤っぽい顔だな。くらいに思っていましたが時が進むにつれ次第に鼻全体が真っ赤になる。少し腫れぼったい感じの皮膚筋炎症状
特に痛み、かゆみ無し
摘むと鼻全体が硬くなっている感じ(画像を見ていただくとボコボコと腫れている感じがお解かりいただけると思います)
酸素流量 1L
SpO2=平均93%
食欲◎睡眠◎元気◎
前日皮膚筋炎が出たが呼吸の調子は良く、久しぶりの入浴許可が出る
(現在の容態では医師の許可が必要、かつ私が介助のため立ち会う)
長いホースに変えた酸素ボンベを浴室にもって行き、湯気で息苦しくなるので酸素流量を3Lまで上げる
このページのまとめ
酸素流量が3Lまで上がった時はびっくりしたが、ここ3日程呼吸の状態が良いので病気が止まったのかな?と少し気が緩むが・・・
軽い皮膚筋炎ならステロイドで納まるそうだが、妻の場合薬の効果が無いのか最近連続して発症している。
皮膚筋炎が止まらず。かなりひどい顔になっている。
1.頬 2.額 3.唇 4.鼻 5.指(発症順)
まるで、火傷でただれたオバケのような顔でとても人前には出られない
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